日本脳神経外科学会中国四国支部 市民公開講座 最新の脳外科治療
米子コンベンションセンターで4月6日(日)に行われた脳外科についての公開講座に参加してきました。
講座は4名のドクターが最新の脳外科治療について専門の分野からそれぞれ、発表されました。
・「手術で治る認知症」 鳥取大学脳神経外科 教授 渡辺高志
・「最新の脳神経外科手術」 鳥取大学脳神経外科 助教 神部敦司
・「切らずに治す血管内治療」 鳥取大学脳神経外科 講師 坂本 誠
・「切らずに治す定位放射線治療」 高島病院脳神経外科・ガンマナイフセンター長 岡本久代
1人目に「手術で治る認知症」を講義された鳥取大学渡辺高志教授の話が最初に脳の図を示し、脳の機能の局在の説明がありました。その説明によって後の講義がとてもわかりやすく感じました。
・慢性硬膜下血腫
・髄膜腫(良性腫瘍)
・転移性腫瘍
・正常圧水頭症
・高次脳機能(交通事故の後遺症)などの症例を紹介されました。

↑国立科学博物館の展示物 (3Dプリンターで作られた脳)
最近の脳外科の進歩と課題がわかりやすく解説されていました。
講座ではいくつか質問もできました。「患者さんの対応をして一定以上の効果を上げていますが、脳外科の分野より効果を上げる視点のアドバイスを頂けませんか?」という質問をさせて頂きました。
それに対して講演会終了後に「これからもさらに研究が必要な分野ですね」とのお答えも頂きました。
岡本先生はガンマナイフについて、発表されました。
高島病院に導入されているガンマナイフは定位放射線療法として腫瘍・脳動静脈奇形などの治療に効果を発揮する、副作用が少ない等の説明がありました。治療における有効分野と限界についても明確に解説されました。