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症例報告

非結核性抗酸菌症に対する鍼治療

「非結核性抗酸菌症に対する鍼治療」

 

松本 剛典 

はじめに

症例発表で取り上げられてこなかった呼吸器系の疾患について発表したいと思う。

医療機関の診断に基づき鍼治療を併用することにより良好な経過をしめしている。症例である。


どんな病気かについてはリンクを貼りましたので参照ください。
 http://health.goo.ne.jp/medical/search/10730500.html

 

症例報告

 

患者 Yさん 女性 53歳 事務員

初診 H15 12月10日

主訴 倦怠感、痰

経過 眩暈、肩こり、腰痛等の症状で来院されていた患者さんがH20 9月13日「非結核性抗酸菌症」と診断されているとの相談があった。医療的な治療では、完治が期待できないと告知されている。一般的な投薬治療を受けながら、鍼治療を併用し症状の安定をはかることを説明し同意を受ける。

月1度程度の継続的な治療を計画。

治療として、背部、肩上部、頸部等の刺鍼 胸肋関節部(第1〜4) 鎖骨下カ、鎖骨上カ(各部の深度は症状の変化によって変わります。)

             

まとめ

治療開始後4年を経過するが、生活上でかなり疲れた時でも、症状の増悪は見られない。

むしろ、痰の分量は軽減。

順調な経過をとっている。

同種の症例に出会っているが同様な治療によりよい結果を期待して治療継続中である。

 

*こちらの症例報告は平成25年の研修会で発表した症例を加筆・訂正を加えたものです。















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